<PJCS2017予選使用パーティ 勝率75%>テテフライドを叩きのめせ!<ぽわぐちょを添えて>
どうも、レイカーです。
今回はワールドチャンピオンシップス日本予選の結果報告と、タイトルにある通りテテフライドへの対処法を紹介したいと思います。
ちなみに、PJCS開始直前にレートで大流行したテテフライドですが、本番ではほとんどマッチングしませんでした笑
では早速、使用したパーティはこちらです。
カプ・テテフ+フワライドの組み合わせに強気に選出でき、かつWCSルールで最強のウインディを自由にさせにくいポケモン、ウツロイドに注目してパーティを組みました。
特においかぜ下でのウツロイドの縛り性能に期待。
そこで、はやてのつばさによってフワライドよりも早く動くことができ、おいかぜも使えるファイアローを相棒にチョイス。
ウツロイドの珠ヘドロばくだんでH振りカプ・テテフが高乱数1発。
ファイアローのA特化ブレバZで耐久無振りフワライドが高乱数1発。
フワライドは浮いているためサイコフィールド下でも先制技を食らいます。
すなわち・・・
型にもよりますが、ウツロイド+ファイアローはテテフライドに対して相手に何もさせずに突破することが可能です。(あくまで型によります)
それでは以下、個別の解説に入ります。
☆個別詳細
ウツロイド@いのちのたま
おくびょうCS ビーストブースト
パワージェム ヘドロばくだん めざめるパワー氷 まもる
環境を支配する多くのポケモンを一撃で粉砕できる火力と攻撃範囲を持ちます。テテフライドのテテフはスカーフの所持率が低いため(体感ですが)、初手から殴っていいです。テテフのところがレヒレになっている組み合わせもありますが、レヒレも珠ヘドばくで中乱数1発です。
また、ウインレヒレの並びに強い点も高評価。容易にウインディの後出しをさせない数少ないポケモンでもあります。ウツロイドメタでチョッキじならしという個体も見かけましたが笑。
こちらを縛ってくるカミツルギにはファイアローが強く、スカーフガブリアスはおいかぜ下であればめざ氷縛り返せます。一応パーティ内でひこうタイプを2匹採用しており、相手のスカガブの一貫を消してるつもりではいます。チョッキガブ?知らんがな
ファイアロー@ひこうZ
いじっぱりAS はやてのつばさ
採用している人を全然見かけませんが、本当に強いと思いますこのポケモン。
先述したテテフライドに対して、ブレバZでフワライドを一撃で落とせなくとも、そのターンはフワライドおいかぜ、次ターンはやてのつばさが残っているためおいかぜし返せます。
同じほのおタイプのウインディとの差別点は、カミツルギを上から縛れるところ。いじっぱりでも最速カミツルギを抜けます。ようきにしてさらに抜けるポケモンはマニューラくらいのためいじっぱり推奨です。
高火力先制技持ちのため、ペリッパーゴルダックやドレディアコータスといった天候エース、またトリル相手にも活躍が見込めます。トリル下のコータスに先制ブレバZをかまして、ふんかを弱体化させるといった芸当もできます。
後述するスカーフガブリアスとの並びは凄まじい攻撃力を誇ります。
ようきAS さめはだ
じしん いわなだれ どくづき ダブルチョップ
採用しない理由がない最強のポケモン。
WCSルールでは浮いているポケモンを1匹も採用していないパーティが少なくなく、じしんの一貫性によりフィニッシャーの役割も課せられるスカーフを持たせました。カプ・コケコに対して後手に回りたくないため、個人的にスカーフ運用が一番使いやすいです。
いかく、ポリゴン2、ワイドガードのない状況下では、ファイアローと並べることでごり押しができます。
ウインレヒレカミツルギガブコケコのようなスタン相手には、HPが少なくなっても大事に取っておくことで活きる試合が多かった気がします。
テッカグヤ@たべのこし
ひかえめHC、B<D調整 ビーストブースト
ラスターカノン かえんほうしゃ やどりぎのたね まもる
ここまででスカーフを持ったテテフやガブ、カミツルギがきついため、ストッパーになり得るテッカグヤを採用。
ヘビーボンバーではなくC振りにすることで、ギガイアスに対する圧力がだいぶ変わってきます。(ほんとはGTS産のひかえめ個体しか持ってなかったから笑)
ラスカノを撃つべき場面でやどりぎを選択し、ダメージレースで競り負ける試合が多々あったため、その辺の判断力については要反省だと思いました。
テッカグヤどうしが種をまきあっている光景はもはや日常茶飯事(´・ω・`)
トリトドン@イアのみ
おだやかHBD(ガブのじしんZ耐え余りD) よびみず
ねっとう どくどく たくわえる じこさいせい
ポリゴン2とギガイアスがあまりにも辛すぎて、積んで詰ませるタイプのトリトドンを使ってみました。どくどくポリ2、剣舞ガブ、くさむすびコケコといった役割破壊持ちがチラホラいたため常に安定はしなかったですが、ポリ2を見て選出を悩まずに済むようになりました(笑)
このパーティはカプがいませんが、もともとこの枠はコケコでした。レヒレに強くかつ上述の2匹を見れるポケモンとして思いついた次第です。
水の通りが地味にいいこのルールではよびみずも大いに役立ち、Cが4段階上がったこともありましたw
どくどく、積み技、草技、フリーズドライ等がない相手はガン起点であり、ラス1のトリトドンが相手の2、3匹を毒殺していく様は見ていて愉快でした。うまくパーティにハマってくれたと思います。
ぽわ~お!ぐちょぐちょぐちょ!
カビゴン@フィラのみ
いじっぱりAB くいしんぼう
おんがえし かみくだく はらだいこ リサイクル
ポリゴン2とトリックルーム対策です。
・・・それだけです。
私は鈍足のポケモンを使うのが苦手で、あまり選出しませんでした。
強い人はこういうパーティ相手にカビゴンを出していくんだろうなあ~と選出画面で思ったりしていました、はい。
サブウェポンが10まんばりきではないのは、はらだいこしたあとテッカグヤで手こずりたくなかったためです。おんがえしが撃てず10まんばりきを撃ちたい相手がガラガラくらいだと思ったため、かみくだくで事足りるかなと。命中100ですし。
☆基本選出
先発 後発
テテフライドに限らず基本はこのかたち。あとは個別詳細で述べたような苦手な相手に応じてとっかえひっかえします。
狙いの勝ち方は、
・ガブリアスで全抜き
・テッカグヤで詰ませる
・トリトドンで詰ませる
この3パターンのどれで勝てるか選出画面で見当をつけて立ち回っていました。
Z技持ちでもあるファイアローはほぼすべての試合に選出していたと思います。また、トリトドンが刺さっているパーティが結構見られましたが、試合時間が長くなるので毎試合選出はおすすめしません笑
選出の注意点としては、初手のポリゴン2の被選出率が高かったため、ポリ2入りに対して先発は必ずB<Dとなるように出していました。ダウンロードでAが上がっておんがえし撃ってくるやつもいましたけどw
☆PJCS結果
日程A・・・9勝1敗
日程B・・・14勝6敗(うろ覚え)
日程C・・・16勝4敗
日程D・・・15勝5敗
日程E・・・14勝6敗
…とまあ、こんな感じです。
日程Aを消化しきっていないのは、10戦やって次の日もう10戦やろうと思っていたら期間が過ぎていたためorz
~〇月〇日8時59分
これを見落としていた人は他にもいるのではないでしょうか…
タイトルに記載しているとおり勝率は75%ほどでした。
レートは覚えていませんが、1600いった日程が2、3あった程度でした。
レートが上の人と当たった回数が90試合中20試合もなかった気がするのですが、皆こんなものなのでしょうか??
自分だけマッチング運が悪いというのは勘弁してほしいところです(*_*)
言い訳のようになってしまいましたが、負けた試合に関してはほぼすべて自分のプレイングの弱さが出て負けてしまったと自覚しております。
繰り返しになりますがテッカグヤの技選択がまさにそうで、やどりぎでサイクルを維持するだけでは勝てず、どこかで強気の一手が必要でした。どうせ負けるならチャレンジして負けたほうがいいですもんね!
その他の反省点は、ガブリアスが倒れてからコケコを出されて蹂躙されるという負けパターンがよくありました。プレイングというか、私の学習能力の問題。
残念ですが、日本予選上位50名は今回の結果では無理そうです。
☆最後に
テテフライドに勝てるパーティを紹介したわけですが、実はこのパーティ、PJCSでは一度も先発テテフライドという出され方をされていません!
テテフライド使いの方々にはウツロイドが天敵であるということがインプットされているのでしょうか。
シングル勢はよく、ダブルでは色々なポケモンが活躍して面白そう、といいますけどそれほどでもありません。WCSルールでは6世代のガルーラボルトランドのような一強状態ということはないですが、それでも似通ったパーティが多くて正直退屈でした。前回書いた記事でスカーフミロカロスの可能性を信じているとか言っておきながら、今回のパーティは面白味のない構築になってしまったと反省しています。
今後は全国ダブルをメインにやっていこうかなーと考えています。次々と解禁されるメガシンカポケモンによる環境の変化を楽しめますから(笑)
シーズン3ではブルル入り雨グロスをずっと使っていて、次回の記事で紹介できたらと思います。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!!
PJCSお疲れ様でした!
シーズン4ではメガフシギバナ使いたいなぁ🌸