<ジュースの缶を回してください>B'z HINOTORIツアーを淡々と振り返る 〜セトリからサプライズ、トラブルまで色々〜
どうも、レイカーです。
2018年はB'zの30周年!そのライブツアーであるB'z LIVE-GYM Pleasure 2018 HINOTORIに参戦したので、その感想などあれこれを記憶にある限り振り返りたいと思います。
ツアーは7月に沖縄から始まり9月に千秋楽を東京で終えたわけですが、私はその内の宮城2days、日産2日目、豊田2日目、味の素2daysの計6公演も行って参りました(笑)
火の鳥が飛ぶように交通費も飛んでったわけです、ハイ。それでは順番に振り返っていきましょう。
☆セットリスト
今回は日替り曲が多い方だったと思います。但しおおよそセトリA、セトリBのようにパターン化されており、1つ目の日替り曲が演奏された時点で以降の日替り曲がほぼ分かってしまう格好でした。
HINOTORIの頭を飾る。いつも最後の方にやるので新鮮だった。
#BLOWIN’
ENDLESS SUMMERのときと同様に2曲目で登場。安定の疾走感。
#ミエナイチカラ ~INVISIBLE ONE~
注目の3曲目。直近のライブと比べるとインパクト弱めで少し物足りなかった。ピンクのミュージックマンを披露。
#TIME
日替り1つ目。ギターのソロからスタート。バラードであるにもかかわらずドラムを芝木倒していて気持ちいい。
TIMEとの日替り。増田さんの演奏からのスタート。サビの”oh my 裸足の女神よ〜”をお客さんだけに歌わせる粋な計らい。
日替り2つ目。2番が終わったあとの手拍子が楽しい。
#wonderful opportunity
love me, I love youとの日替り。4曲目が終わると共にShaneの激しいドラムソロが唸り、対照的に能天気なイントロへと続く。Bメロの2小節分ロックっぽくなる所がカッコいい。
#光芒
ファンのリクエスト曲をやってくれた。大賀さんが弾いてたアウトロのコード進行が切なくていい感じ。でもやっぱりACTIONツアーでこそ映えた曲だったと思う。
日替り3つ目。月光との日替りだが、明らかにレア度的に釣り合っていない。なので印象は薄め。
#月光
この曲が含まれるセトリの方を聴けなかった人は 運が悪かったと言わざるを得ない。B'z屈指の名曲。演奏してくれてありがとうございます。
#恋心 (KOI-GOKORO)
珍しく稲葉さんがMCで曲名を発した。振付の説明はほとんど「くるっくるっくるっ」。そして演奏中の振りは毎回間違っていた笑
#OH!GIRL
”新しいLove Song”や”I'm never gonna leave you”のメロディをアレンジして歌っていたのが凄く良かった。美脚も登場。
#イチブトゼンブ
聴き飽きた。でも毎回歓声があがるんだよね。千秋楽ではサビ歌うの辛そうだった。実際稲葉さんのコンディション不良のため一部会場ではセトリから削除されたし、もういいんじゃないかな、、
#ZERO
小杉ィィイ!!!キムタクゥゥウ!!!ちなみに小杉がいないときは普通の警備員さんがラップ歌ってて超面白かったw。
#ねがい
ZEROとの日替り。いつも通り増田さんから。赤黄白はライトの色で直接表現できるけど、黒は白の点滅にしてるんだね。
#When You Wish Upon a Star
小さい頃にピノキオのビデオを何度も見てたので、松本さんがこの曲を選んでくれて嬉しいです。Super Guitar Disneyは必聴!
#calling
以下3曲が日替り。マイクからちょっと離れて、”ウォーウウォーウウォウウォーーーウウォーー!”。ボーカルだけの始まり方が力強い。
#OCEAN
何気に初めて生で聴きました。「東北の海に想いを馳せて~」って言ってたけど、いつも仙台来たら海の幸じゃなくてイノシシ食ってんじゃんかよw!
#ALONE
松本さんがステージ真ん中に移動して、床の下から松本さんが乗ったピアノを弾く稲葉さん登場!……ってか高いところ苦手じゃなかったっけ?
今のバンドサウンドで音源化してほしい曲の一つ。昔の伝説のパフォーマンスを再現。
#HINOTORI
LOVE PHANTOMの途中2番終わりから繋がり、HINOTORIのアウトロがLOVE PHANTOMのソロに繋がるというライブならではの演奏。モニタ上で稲葉さんから炎の翼が生えている画が迫力満点で、まさにファイヤー!って感じ。早くCDで聴きたい。
#Real Thing Shakes ~ juice
ジュースの缶を回してください。
#BAD COMMUNICATION
説明不要のかっこよさ。B'zとはなんたるかを見せつけてくれる。
#Pleasure 2018 ~人生の快楽~
恐らく稲葉さんにしか書けない歌詞のセンス。アップテンポの元気ソングのようだけど、人間くさいところとか不安めいたフレーズとか。歌詞中の”あいつ”からは久々に電話がかかってきて、どうやら何かを悟ったらしい。
#Brotherhood
後方ステージで二人並んで演奏。最後、正面ステージに帰りながらMCするのがなんか難しそうだった。
#愛のバクダン
ステージ上にエキストラ参加の方々が登場。ギリギリchopと日替り。
#ギリギリchop
皆タオル回すからくしゃみ出た。
#RUN
Pleasureを締めくくるのはやはりこの曲。千秋楽で「31年目はもっと凄くなります!」と話してくれました。これからも走り続けてください!
☆演出
今回は多種多様な演出等がありました。前項でいくつかコメントしましたが、目立つものとしては、
・恋心の振付練習
・サプライズゲスト(ブラマヨ小杉、キムタク)
・ALONEのピアノ
・LOVE PHANTOMのダイブ
・ジュースの缶を回してください
・エキストラ参加
*Barryさんとの握手会
…といった辺りでしょうか。
最後のは開演前のイベントのことですが、私もBarryさんと握手してきました!交流はほんの一瞬でしたが、「I play bass too.」と言ったら「Oh!」と返してくれました(笑)。あれですね、本人を前にすると頭が真っ白になってしまいますね…。
サプライズとしてキムタクがステージに上がったことについては賛否あるようですね。気持ちはまぁわからんでもないです。また、警備員に扮した小杉さんがモニタに映ったときは、最初うつむいててよく見えなくて将棋のひふみんかと思いました。そのあとも度々騒いでる様子がモニタ上に映し出されて笑いが起こっていましたw。
LOVE PHANTOMでは、過去ライブの伝説を再現してくれました!。…が、人に指摘されてはっとしたのですが、あのダイブはスタントマンがやってるっぽい?ですね。稲葉さんが怪人の衣装に着替えたあとに鏡の裏を通って移動していて、完全に死角なのでその時に入れ替わりが可能です。以降のモニタには事前に撮った映像を用いれば問題なし。上に登ったあと稲葉さんにアップするシーンがありましたが、6回行った公演とも同じ顔をしてたように思います(あの時のカメラワークと無表情が妙に面白くて覚えてる)。
別にスタントマンがダメと言ってる訳じゃなくて、私自身完全に本人が飛んでいるものと思い込んでいたので…。前の席で見て、あれは本人に違いない!という方ぜひ教えてくださいm(_ _)m
あとは、6回行った内の5回はスタンド席だったため、ジュースの缶にはアリーナ席の時に一瞬触れただけでした。…ジュースの缶を回してください。
☆トラブル
福岡公演でコンサートを中断するほど稲葉さんの喉の不調があったようで、その後の私が参加した公演でも響いていました。曲数の削減はもう明らかであり、千秋楽でも喉の調子が悪く、ピッチの高いフレーズは声が掠れていました。ファンリクエスト曲の光芒、人気曲のイチブトゼンブ、演出上不可欠なReal Thing ShakesやBrotherhoodといった楽曲がある状況の中、無理矢理声を絞り出すような感じで歌っていてとても苦しく聞こえました。
ツアー中は記録的な猛暑でこれはどうにもなりませんが、過密日程はどうにかできなかったのでしょうか。今後も長く活動して頂きたいので、そこら辺の管理には周囲が気を遣ってあげられたらと思います。
またトラブルといったら大げさですが、歌詞や演奏のミスも沢山あったのでいくつか紹介します。これも生演奏の醍醐味ですので笑
・恋心(たぶん全公演)
振付を間違えて「あ゛~~」
・calling(宮城1日目)
一番の歌い出しで歌がキーボードのキーとずれた
・ミエナイチカラ(千秋楽)
ラストサビでたぶんドラムソロフィルをミスった
・裸足の女神(千秋楽)
”はかないだけの強がりにみえるなら”が完全に飛んでた
・Pleasure 2018(千秋楽)
”居心地いい~とホニャラララ~ 戻りたい~戻りたくない”
・アンコールで誘導が後方ステージへの道を間違えた(千秋楽)
「迷子になっちゃいました~」
最終日はテンション上がりすぎたせいか色々吹っ飛んでました。
☆不満点
ファンだからこそ、もっとこうしてほしいと思うことは当然だと思っているので。裏を返せば、肯定しかしない奴は大したファンじゃないと思ってます。
・3曲目の選定
「B'zのLIVE-GYMにようこそ!」の演出は面白かったのに、続くミエナイチカラで盛り下がった感が否めないかなと。YOU&I、孤独のRUNAWAYの前例から、何やってくれるんだろう⁉︎と期待していた人は多かったんじゃないでしょうか。欲を言うとシングルや定番じゃない曲をここで聴きたかったです。
・演奏曲の偏り
Pleasureは人気曲のみを披露するツアーだと認識しているファンもいるようですが、そういう曲はアルバムツアーでもやってるじゃん!と個人的に思います。
特に、2000年代のシングル曲のバリエーションが少ない、同じ曲ばかりやっていることが気になります。愛のバクダンとか、愛のバクダンとか、、。タイトルに因んだ永遠の翼や、盛り上がりそうなIT’S SHOWTIME、SUPER LOVE SONG辺りは候補にすら入ってないのかな?と、ちょっと疑問です。
要するに、もうちょっと固定観念を打ち破って色々な曲にスポットを当ててほしいと感じました。名曲沢山ありますし。きっと新規ファンはultra soulとかしか知らないし、逆にコアなファンは何やってくれても嬉しいし。LIVE DINOSOURからのインターバルが短いとはいえ、せめて1曲くらいはねぇ。20周年のNATIVE DANCEのような新たな発掘をまたぜひ。
あとこれは不満ではないですが、新規ファンに向けてStill Aliveは絶対やると思ってたので、DINOSAURからバッサリ切ったのが意外でした。 この辺の切り替えの鋭さは寧ろ好きで、見習いたいところです。
☆終わりに
ここまで読んで頂いた方はありがとうございました。あくまで個人の感想です。人それぞれ思うことがあったと思います。メンバーがいつも言うように、何よりも無事にツアー最終日を迎え、終えるということは本当に素晴らしいことだと思います。多くの人達が関わって一つのコンサートを造りあげる、その大変さは私には想像できません。
早速2019年の活動も予告していてニューリリースが待ち遠しいです。できれば自由の代償もそろそろお願いします<(_ _)>。それでは~ノシ